Q.o.A.A.
第64回講習会 事前検討会(平成29年9月10日)
合同部会2日目は仙台へ!
仙台医療センターをお借りして、第64回講習会で提示する症例の検討会を行いました。
今回は、講師の冨田昌夫先生からご指導いただいた検討課題を基にディスカッションを行いました。
参加者は急性期・回復期・維持期、病院だけではなく地域でご活躍されている多くの先生方に
お集まりいただき、症例の活動・精神・社会的問題点について、機能・治療場面から装具検討まで
行いました。
広い視点から検討していただき症例・発表者が多くのものを得られる時間となりました。
当日のワークショップのデザインまでご意見いただき研究会として実りある時間を過ごすことが
できました。
講習会当日に向けて準備を進めていきます。
ご参加いただいた先生方に心から感謝致します。
By CAP
合同部会
徒手的療法部 勉強会
内容:MSIアプローチ伝達講習 Spine Dynamics療法伝達講習
9/9にSpine Dynamics療法の伝達講習を、9/9-10にかけ、MSIアプローチの伝達講習をしました。
9日の午前中はMSIアプローチを座学中心に行いました。筋・骨格・神経の組織適応としてそれぞれの特徴、自分たちの臨床で普段どのように関節可動域・筋力を検査しているかなど参加者とのディスカッションが盛りだくさんの内容となりました。
午後にからはSpine Dynamics療法!こちらも座学中心ではありましたが、要所要所に実技も交えてまいりました。キネシオロジーの話からニュートン力学における第1,2,3の法則などの物理学的な視点の内容も盛りだくさんでした。特にその場で可動域の改善、握力の変化を出すものも印象的であり、技術のすごさも感じましたが、何より難しい・・・(悩)
10日は場所を仙台に移し実技編として伝達させていただきました。流れとしては立位の静的アライメントから軟部組織がどのようになっているか、そこから可動域・筋力の検査を行っていきました。また、座位や側臥位、四つ這いでの検査も行い実際にはどのような特徴があるのかグループごとで実技を踏まえて行いました。
実際に伝達講習を行い、まだまだ理解しきれてない部分、見落としていた部分等たくさんあり、参加者の皆様からも多くのことを学んだりと大変実りある時間を共有することができました。
今では様々な技術がありますが、私の臨床で使える使えないに関係なく、いつどんな対象者が来てもいいように準備しておくことも大切だと改めて感じる勉強会でもありました。
by初夢
社会部 勉強会
9/5はハングアウトにて社会部の勉強会をしました!
内容は「脳と社会」で喜怒哀楽を語りました。
今回は居酒屋感覚で話せる雰囲気でのハングアウト
どうやら脳が最初に感じるのはこのうち「怒」だそうです。
今思えば私もそうだったかもしれません(-_-;)
雰囲気自体も話しやすい雰囲気で、普段勉強会や講習会で話せないこともこの場でみなさんと話せることができるとても実りある時間となりました。
by初夢
第64回 Q.o.A.A.講習会
日時:平成29年9月24〜25日
場所:仙台医療センター
講師:藤田保健衛生大学 客員教授 冨田 昌夫 先生
ついにこの日が来ました。
冨田先生には昨年の3月の講習会後からたくさんのご指導をいただきました。
1年近く症例のご指導もいただき、研究会にとっておおきな財産を残せました。
講習会当日も多くの気づきをいただきました。
今まで先生に問いかけられて悩んでいたことも、答え合わせのように1つ1つ
教えていただきました。
今まで以上に実技も丁寧に教えていただきました。
その分、多くの課題が残りました。
症例の検討不足、受講生への配慮不足、コーディネート不足。
力不足を痛感です。また、冨田先生の偉大さが身に沁みました。
理学療法の可能性を拡げることも閉じることも、自分たち次第なんだなと
改めて感じました。
追い求める背中があることは人生の幸せだなと感じます。
今回、事前勉強会からご指導、ご協力いただいた先生方にも心から感謝申し上げます。
次回の冨田先生の講習会まで活動は継続します。
より成長した姿でまたお会いできるよう精進致します。
By CAP
SJF学術大会
日時:平成29年9月17〜19日
場所:東京ビッグサイトTFTホール
にて第15回SJF学術大会に参加してきました。
SJF (Synovial Joints Facilitation)とは関節内運動学(Arthrokinematics)に基づく関節内運動及び関節の潤滑機構に基づく 接近(close)技術を用いて、Mennell の関節機能障害(Joint Dysfunction)を治療し、自動・他動運動における関節の動きを、量的・質的に改善する治療的運動(Therapeutic Exercise)技術である。 (by 宇都宮初夫)
筆者は、真の理学療法士を目指してSJF技術を学んでおります。
第15回SJF学術大会のテーマは「世界に羽ばたけSJF」です。
内容はテーマからもあるように、SJF技術がグローバルスタンダードに追いつけではなく、追い越してしまった…と感じさせていただいた学術大会でした。
1日目のシンポジウムではアメリカ,カナダ,オーストラリア、ネパールで働くPT・OTの先生方から,各国におけるPT・OTの立ち位置そこから治療の状況について発表がありました。また、日本の現状についても発表があり、日本の問題点を再認識することもできました。研究会でもお世話になっております太田ちえ先生の最近のアメリカPT事情見分報告の発表もありました。さらにシンポジウムでは、そこから患者治療の実際について討議もありグローバルスタンダードを確認することができました。
2日目の宇都宮理事長の基調講演ではSJF技術がどの様な経過を経て成立したのかについて紀元前にまで遡り、元始、物理医学は医学の中心であったことを学ばせていただき、1日目のシンポジウムからSJFの世界における位置づけに気づくことができました。さらに目から鱗の会員研究発表からPT・OTとして取り掛かる今後の治療技術のあり方,方向性について考える機会となりました。
一緒に学んでいる徒手的療法部のメンバーも参加することができ、実り多い活動となりました。
実は、前日研修会で技術面の不甲斐なさに凹んでいましたが、2日目を終えて晴れ晴れとした気持ちで帰路につきました。
来年は広島!
by Dの意思を受け継ぐもの